見えない熱波師がいますよね、外に
2024年07月23日
そうじゃないと辻褄が合わないこの暑さ。屋外がまるでロウリュ状態な毎日ですね。
皆さまやペットちゃん達の体調は大丈夫でしょうか。
こんにちは、愛玩動物看護師の小形です。
朝早くから日差しがすっごいですね。ワンちゃんのお散歩の時間が大変そうです。
私は新浦安駅からチャリンコ通勤なので、日に日に腕が黒くなってきてます…。
夏が終わるころには「ティファニーで朝食を」みたいになってるんじゃないかしら。心配。
さて、非常に今さら且つ完全私事な話ですが、
今年の2月に、背中の真ん中くらいまであった髪をバッサリ切りました。およそ40㎝強です。
なぜそんな思い切った事をしたかというと…
今から話す事は全部さっき考えたウソなんですけど、貧しい私(これは本当)には貧しい婚約者がいて、
彼は父親の形見の立派な懐中時計を持ってたんですね。
でもその時計には鎖がついていなくて、仲間からバカにされてしまっていたんです。
そこで私は髪を売ったお金で鎖を買って彼にプレゼントすると、
彼はなんと時計を売って私の長い髪に似合う髪飾りを買ってくれていて…
なんつってね!なんかそんな昔話ありましたよね!なーんつってね!
謎の冗談はこのへんにして、本当の理由は
ヘアドネーションです!
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、病気や事故などで頭髪を失った子供のウイッグを
作るための材料(髪)を寄付する活動です。
もうね、私はそもそも自分の髪が嫌いで嫌いで。うねるしサイドばっかり量が多いし、何してもパッサパサだし
バリカタでヘアアレンジもしにくいし、艶なんてたぶん生まれてくる時にこそげ落ちました。ひどいの。
あたしゃ前世で髪にまつわるどんな悪事を働いたんだい?羅生門の老婆ってあれあたしなんかい?つって。
だので、ドネーションの事を知った時は「このしょうもない髪で誰かを喜ばせられるなんて!」
となんだか一筋の光を得た様な気分でした。
思い切って中1の時以来のショートカットにしましたが、意外と違和感ないっすね。
そして想定外だったのが、患者さんの皆様にメチャクチャ声をかけて頂いた事です。
ただのいち動物病院スタッフに「髪切ったのね!」とか「いいね!」と嬉しい言葉をかけてくださるなんて、
そもそも顔を覚えていて「髪長いあの人」として認識してくださっていて、オガタ感激!
素敵で優しい皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
正直、自身の善行の様な事を記事にするなんていかがなもんかなー、と思いましたが、
もしこれをきっかけにドネーションに興味を持って頂けたら、それは大変素晴らしい事だと思いますので、
恥ずかしがり屋で臆病な自分はひとまず押し込めて書いてみました。
私の様なじゃじゃ馬ヘアーをお持ちの方ですと、既定の長さ(31㎝以上)を切れるまで伸ばすのは
足つぼロードよろしく辛い道のりかと思います。
でも、ロングからのショートに大変身も面白いもんですよ。それにドライヤー超ラク!フー!
それでは、今回も長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
これからが暑さの本番です。皆様、そしてペットちゃん達もできるだけ涼しいところでのんびりお過ごしくださいね。