タルトの呼吸・壱の型「洋梨」
2020年12月22日
こんにちは、動物看護師の小形です。
前回のブログで呟いた通り、ちょっとボンヤリしてたらこの有様です。もう年末です。
もはや今年も幾数日、もう~い~くつ寝~た~ら~♪状態。
なんにも成さずとも時間は平等に進むものですねぇ…
願わくば家の大掃除、いやせめて中掃除くらいはやり遂げて新年を迎えたいと思っています。
さて先日、私事ですが、日ごろの疲れを癒そうとお休みを頂いて
ここぞとばかりに家でゴロゴロしておりました、いつも通りの昼下がり。
取り込んだ洗濯物の山に一瞥をくれ、「あとで畳むから、マジで」と
誰に対するでもなく言い訳をし、無駄に空いた小腹を満たすべく冷蔵庫を開けました。
するとそこには忘れかけていた、実家からもらった熟れた洋梨が。
かじったのを想像しただけでも美味しいし、歯に繊維が挟まるわぁ。なんて
思いながら手に取ろうとすると、どこからか声がします。
「…ワ……ルト……ニ……テ……」
「!?」
「私を…タルトにして……」
「よ、洋梨ちゃん!」
よーし、わかった!一生懸命できるだけそれっぽいものを作るね!
私はあなたの意志を尊重する。
タルト生地を焼いている間にアーモンドクリームを作って、焼きあがったものに詰め、薄く切った洋梨を並べて更に焼き、仕上げにナパージュ!※(艶出し用の飴のようなものの事ですが、こうして叫ぶと必殺技っぽくてかっこいいですね)
よもやよもや、こんなにアーモンドクリームが膨れるとは思わなかったので、
見た目はだいぶ損なわれましたが、約束通り、それっぽいものは完成致しました。
翌日、スタッフで腹いっぱい分かち合いました。
茶番・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
急に結びになりますが、今年はコロナ禍にもかかわらず多くの皆様にご来院頂き、
毎日、刺激や癒しや気づきを頂戴する事ができた、実りある一年となりました。
この場を借りまして、心より御礼申し上げます。
来年からもより一層皆様のお力になれるよう、スタッフ一丸となって頑張って
いきたいと思います。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。